2011-02-01

経営戦略の2回目からの学び

2011/1/30 経営戦略のDay2を受講。ケースは「シマノ」。
やはり週末3教科、さらに土曜夜から連続はきつい・・・。
冒頭の話題で、Facebookが取り上げられた。英語でファンページを作ることで世界とつながる。日本の中小企業も簡単に世界市場へ自社の製品をPRできる。既に成功事例も出てきているような。日本のモノづくりは終焉を迎えた・・・みたいな話を先日講演で聞いたが、まだまだいける。そのために学ばないといけない。

ケースの概要:
今回のケースは、自転車好きなら知らない人はいない堺から世界へと進出し成長した「シマノ」社。自転車部品を製造し始めた創業当初から世界を目指した経営者の視座の高さ、視野の広さに脱帽。まさに当時戦後復興化におけるビジネスの常識を払拭して成功を収めた。シマノの躍進は、留まるところを知らず、米国を経由して欧州へ、そして自転車のロードレースの最高峰ツールドフランスにも挑戦をしていく。シマノの成長の軌跡から、経営戦略の本質を学ぶ。

学んだこと:
戦略とは「戦わない領域を決めること」だという視点は肝に銘じたい。もちろんどこで戦うかも考える必要がある。日本企業はVCの全部で戦おうとしているが、それだけが全てではない。シマノのように自転車製品の一部品で勝負し、さらにブランドを築きあげている企業もある。年始からグロービスはディコンストラクションをテーマに進めているが、その感覚は非常に重要だと考えさせられる。今ある形、モノの流れ、情報の流れ、カネの流れ、に目を向けて、非効率を探す。そこに新たな機会がある。

時代と企業、コンテンツはつながっている。大きな時代の流れが反映された企業、コンテンツを捉えに行く、そして人を捉えに行く。グロービスの法人営業で、数多くの業界の企業を回っているが、事前準備で必ず企業の変遷を見ている。その中には各企業の成り立ちが描かれているわけだが、創業社長始め代々の経営者の想いや、企業の強みが何かを捉えるヒントがそこにはあると感じている。まさに自分の感じていることと講義内容がつながった。

これだけグローバル化する中でそこから目をそむけることはできないし、積極的に目を向けていく必要があると個人的に思っている。その時に、意識しておきたいのが国によって異なる文化とマーケットライフサイクルの違い。日本での成功体験が効かないのはまさにここ。現地現物とよくいうが、サムスンの優秀な若手社員が入社すぐに各国に渡りその国々の文化、特性を知りに行き、それからその国に合わせた商品開発を行うと聞いた。この感覚がグローバルでは欠かせないのだろう。

今後ビジネスを考えていく上で、「integrate cerkit(クラスでは“合わせ技の戦い”と表現)」も頭に入れておきたい。組み合わせにより相性を高めることにより新たな価値を創造することができる。シマノの場合、A+B+C+α。αがシマノのパッケージの価値。法人部門は教育の研修コンテンツのモジュールをたくさん持っており、それを組み合わせて提案している。他社にはない、組み合わせにより顧客の課題をより解決できる、そんな価値が提供できるような営業を目指していきたい。

以上です。

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