2011-04-30

GW初日、はじめての外出

最近はまっている?のは、朝妻と息子が爆睡しているときに、妻が趣味で焼いているパンをこそこそと食べることと、息子(えーす)のおつゆ(おし○こ)入り湯船で半身浴をしながら読書することです(笑)。

みなさんはGWいかがお過ごしでしょうか?今年は会社の同僚の好意で間の平日も有休をいただきまして10日間の超ロング休暇となりました。来年の今頃は妻が仕事に戻るので、家族3人でのんびり過ごせるのももしかすると最初で最後かも。楽しくのんびり過ごしたいと思います。

さて、昨日は毎日のお散歩以外でははじめての外出、しかも長時間、かつ大勢に囲まれるという経験をしてきましたよ。

会社のスクール部門の打ち上げBBQに寄せていただき、妻とえーすを連れていってきました。場所は、JR桜ノ宮駅降りてすぐのところ、新緑が広がり遊べるスペースもありと最高のBBQスポットです。家族連れで参加されている人も多く、到着するとえーすは大人子供大勢に取り囲まれ、抱っこ会が催されました。

その時のえーすと言うと、みなさんに抱っこされご満悦♪妻からも前にリポートをもらっていたのですが、とくに女性に抱いてもらうとご機嫌になってすやすや・・・いいぞ!男としてあるべき姿だぞえーす!!

はじめてだったので、3時間弱のところで皆さんにバイバイをして帰りました。
帰宅すると、やはり疲れたのか爆睡、隣で私も爆睡してしまいました。妻とも話をしていたのですが、早くえーすを連れていろいろなところを旅行したいなと。小さいときから素敵な景色や自然、様々な文化に触れて、感性豊かに育ってもらいたいなと思っています。

今日はこれから西宮ガーデンズへ行ってきまーす!ではまた!!

2011-04-22

我が家の横綱、帰還

こんばんは、明日はSROとアカⅡがありますが、まだ予習終わっていません。
なかなかリズムが作れず困っております。さて、予習の合間、ちょっと一息がてら昨日我が家に帰還したえーすのことをつづります。


これ、我が家の(睡)魔のソファーの餌食となった妻とえーすの画です。

この初任給で買ったちょっと高価なお気に入りのソファーは、非常に心地よくついつい油断するとこのようになってしまう恐ろしいソファーなのです。予習途中に座ったらもう最後、朝まで目覚めません。

そんなことはさておき、昨日は妻子の1か月検診で、1月ぶりに神崎レディースクリニックにいってきました。この日は院長先生ではなく、小児科の先生がきていて、1か月経った赤ちゃんが大集結でした。そんな中で、我が家のえーすのでかいこと。体重を量ると5,120gに!母乳だけでこれだけ大きくなるのは素晴らしいらしく、看護婦さんが一言「今日の横綱くんやね!!」と。

そのときは横綱っていうほど大きくないけどな~と思っていたのですが、ぞくぞくと来院する赤ちゃんを見るとその差歴然!えーすが生まれたときぐらいの子も結構いて驚きました。早生まれだし、大きいのはいいことです。検診の結果、母子ともに健康でした^^よかった!

昨晩は、あらためて出産&1か月のお祝いをし、その後初一緒に入浴!暴れまくって強力なキックをお腹に何発かいただきましたが、男同士裸の付き合いをしたおかげか前よりちょっとなついてくれた様子です。

我が家の横綱は、これからどんな子に育っていくのでしょうか。大長編ドラえもんの時のジャイアンみたく、仲間を大事にするやさしく強い子になってほしいなと思います。


2011-04-20

企業家リーダーシップDay1-カルチュア・コンビニエンス・クラブからの学び

土曜日に受けた企業家リーダーシップDay1での学びをまとめました。堀さんの受講は初めてで、講義形式(ハーバードの白熱教室スタイル)はやや新鮮でした。慣れというのは恐ろしいもので、今ではすっかりグループワークスタイルの方がスタンダードな感じです。

さて、Day1、Day2を1日でやったわけですが学びが多かったのでそれぞれわけて書きますね。
CCCのケースは読んでいるだけでも勉強になる起業を考える上で参考になるケースでした。

■変化はチャンス(CHANGE⇔CHANCE)

CCCの増田社長は、TSUTAYA事業を立ち上げFCとして全国展開に成功したわけですが、TSUTAYAを始める前の環境分析、消費者ニーズの変化の読み解き方が新しい事業を考える上で非常に参考になる。

当時の日本における消費者を親父世代、自分達世代、若者世代と3つに分類し、それぞれの世代の育った市場の特性を捉え、各世代が求める価値を考える。例えば、親父世代の市場特性は「モノ不足」、そのような中で培われた価値は「モノ自体」。自分達世代の場合は市場特性が「モノ充足」、よって価値は「ファッション性やデザイン」。若者世代は市場特性が「モノ余り」、価値は「ライフスタイル」となる。

TSUTAYAの1号店が出店されたのが83年なのでかれこれ30年あまり経つ。世代は新たに加わっており、今の新世代を考える、あるいはさらに次の世代を考えるとそこに事業のアイディアとなる価値の変化を捉えることができる。今の新世代で考えると、市場特性は「情報余り」、価値は「・・・」

この価値を想像してみる。
どのように変化するかを考えることで機会を見出すことができる。

ちなみにTSUTAYAの場合は、若者世代の価値が「ライフスタイル」にあると捉え、それを生産と流通の2つで事業を考えた。生産サイドにはレコード会社、出版会社などコンテンツの制作会社が入り、それらを流通させるチャネルとしてマルチパッケージストア=TSUTAYAを構想したのだ。

■機会は非効率の中にある

これは以前からも意識していたが、あらためて。非効率と思われるものの中には機会がある。堀さん曰く、政府と民間があれば政府に近づく程非効率は存在しやすい。つまり民間と政府の間には機会(チャンス)があるということ。例えば、郵政公社⇔ヤマト運輸、大学⇔グロービスといった感じ。

■競争優位性を確立し勝負があったときこそ事業を再定義する

TSUTAYAの場合、5年目には207店舗になり競合他社を圧倒する状況になった。新店舗を高速展開することを可能にしたことは競合を寄せ付けない優位性であり、この時点で「勝負あり」と考えてよい(by堀さん)。増田社長は、ここで事業の再定義をしている。当初描いていた事業で結果が出たとしても、外部環境は変化し続けており、必ずしも当初描いていたビジネスモデルでいつまでも勝てるとは限らない。とくに技術革新により変化が激しい業界、製品は常に外部環境の変化を捉えながら、顧客の変化を捉え、コンテンツとの整合性を考えることが重要である。

ここで増田社長は、環境の変化からTSUTAYA事業の次の事業としてディレクTVを選び、はじめるが結果孫さん率いるスカイパーフェクトTVに先手を打たれ、戦わずして負けてしまう。孫さんの勝ちにこだわる戦略、いや戦術といった方が適切な感じがするその手法については次の日記においといて、ここでは私なりになぜ増田社長が失敗をしてしまったのかを考えてみた。

クラスでは、堀さんも環境変化の流れからディレクTV事業をやるのは定石と言っていたが、果たして本当か?増田社長は、渡米しディレクTVに使われている最新技術に目を奪われて意思決定をしてしまっている。市場の動向、成長性、規模、顧客のニーズの変化といったこれまでの判断軸、枠組みとは異なる意思決定の仕方をしてしまっているのだ。結果、スカイパーフェクトTVが一人勝ちしたが、今でも普及率が低いことを考えるとこの事業に進出すること自体が正解ではなかったということになる。

やはり新規事業を考える際には、新技術のスペックに対し利用者のニーズがマッチしているかどうかを考えることが重要なのだと思う。いくら良い技術であっても、オーバースペックでは事業として成功はない。ここは忘れないようにしておきたい。

■撤退戦略を考えて臨むべし

堀さん曰く、ディレクTV事業をやるならば撤退戦略をセットで考えておくべきだとのこと。失敗は成功へのプロセスと捉え、挑戦すること自体は間違いではない。成功からは成功する方法しか学べないが、失敗から失敗しない方法が学べる。ただ、挑戦するならば、万一のときには撤退することも事前に準備しておくこと。それも一つのリスクヘッジ。


ひとまずこの辺で。もう一度読み返してみたいケースです。
では、おやすみなさい^^

@自宅にて

2011-04-18

5キロになりました



明日の資料を作らねばならないのですが、かわいい我が子“えーす”に会ってきたので親バカ日記を綴りたいと思います。

早いもので、産まれて3週間が経ちました。先週はグロービスのクラスやらで会えず、2週間ぶりのご対面だったわけですが、あまりに大きくなっていたのでびっくりしました。

お風呂はまだベビー用のお風呂桶?なんですが、一人が首とお尻を支えてあげて湯船に浸からせてあげるわけですよ。その間にもう一人が頭やら体を洗ってあげるのですが、支えている方は大変です。腰やら腕やらピクピク・・・前回は楽勝だったのに・・・そのせいか嫁のお母さんは蓄積型のぎっくり腰になってしまいました。風呂上がりに体重をはかると5キロジャスト!重たいわけです。

お風呂に入ると気持ちいいのかおしっこを湯船の中でじょじょじょ。体洗っているときにしたもんだから、チ○チ○が湯から出てて、真上にピュ~(見事な噴水)。そしてえーすの顔に降り注ぎました。本人は全く動じず、引き続き気持ちよさそうな顔をしていました^^



さて、先々週からえーすの顔にできた『乳児湿疹』ですが、だいぶましになったようです。もともと放っておいても治ると聞いていましたが、とっても痒そうなので何とかならないかな~と思っていました。嫁が馬油がいいと聞いてきて、

お風呂に入る前に顔に塗ってあげて、お風呂で自然石鹸で丁寧に洗い流してあげるようにしたところ、効果あり!!だんだん治ってきたようです。小さい時からのステロイド系の薬はなるべく避けたいですからね、よかったです。

GWのお宮参りもきれいな顔で迎えれそうです^^

2011-04-13

管理会計 Day1 京セラのアメーバ経営からの学び

管理会計の初回は稲盛さんの京セラのケースから経営管理システム導入のポイントを学んだ。

■そもそも管理会計とは?

私が所属する法人営業部門では訪問、提案、アフターフォローといった活動KPIを取り営業一人ひとり、また組織全体の動きを管理している。導入当初は、自分の活動が見える化されることによるプレッシャーもあったが、次第に課題が見えやすく改善につなげやすいなど効果を実感すると、各営業が率先して活動KPIを活用し、PDCAをまわすようになっていった。結果として、各自の営業力は高くなり、この厳しい環境下で前年度を上回る実績を残すことができた。

まさに、これが管理会計のもたらす効果。管理会計は人や組織の動き方を定義する。そしてPDCAサイクルを回し成果、成長をもたらす。各企業には理念があり、全社戦略があり、事業戦略がある。それを実行させる上での管理の仕組みが管理会計。

私は、この営業KPIの活用を通じPDCAの回し方、自分自身の成長のさせ方を学んだ気がする。一方で、経営側に立って考えると、この営業KPIを組織に浸透させ活用することで、各営業の動き方を揃え、改善を通じアウトプットの水準を高めていくことができる。また成果も予想しやすくなる。

☆経営管理とは、PDCAサイクルを回すこと・・・そのためのツールが管理会計

■管理会計が競争優位性を生み出すツールとなる

つまりどういうことか、自分なりに考えてみるとこんな感じ。管理会計によりPDCAサイクルが回ると組織の成長サイクルが回り出す。PDCAのPやCではあるべき姿と現状とを比較し、課題を見出して解決策を考えていくわけだが、あるべき姿を考える際には外部環境の視点が入るはず。外部環境の変化と活動内容が整合していないようであれば修正が必要。組織としてPDCAがまわっているということは常に環境変化と整合しようと自らも変化していくことになる。これだけ外部環境の変化が激しいと言われる昨今、この外部環境への適応こそ競争優位となる。

仮に、提案型営業を競合他社に真似されたとしても、PDCAをまわして培って得た提案型営業には勝てないと思う。外側は一緒でも内側の密度が全然違うと思う。組織としてPDCAをどれだけ回し独自の成長を遂げられるかがこれからの競争を勝ち抜くために必要な要素と考える。

■京セラのアメーバの優れている点

京セラのアメーバ経営の成功要因が何かを自分なりに考えてみた。

まず、技術革新の連続、製品のPLCが短い、成長予想が難しいといった半導体、エレクトロニック業界の特性との整合性にあると思う。もともとが7人のパートナーシップでアメーバの前身のような形で運営されていたからとも考えられるが、おそらくこの業界での勝ち方を徹底的に分析しこの経営スタイルを考えたのだと私は思う。フレキシブルに組織を変えていくこと、成長領域にすぐに資源を集中させたり、リスクを分散させることがアメーバだとできたのだと思う。

次に、導入後の従業員の感情の変化や組織におこる問題を想定した仕掛けを事前にセットにして導入している点だと思う。例えば、目標KPIを付加価値(短期的な付加価値だけでなく長期的な付加価値)に設定し競わせた点がある。これは、売上や利益で競わせるとアメーバ間の対立を生じさせ、部分最適の志向が強くなってしまうことを想定していたと思われる。付加価値は、一機能だけでも出せるかもしれないが、連携することでより高められる可能性がある。一つひとつは独立しているが、相互に影響し合って付加価値を高めていく意識がアメーバ間にはあったのではないかと思う。

また、外部の視点を必ず入れ、変化に適応できる仕組みとした点もポイントだと思う。アメーバ間取引において忌避権を与えたことや、外部の変化を反映した市場価格と比較する点などが該当する。独立したアメーバそれぞれが外部に対してアンテナを張ることで、変化に敏感な組織風土を形成し、結果として新たな技術、製品をどこよりも早く生み出していくことを可能にしたのではないか。

■SROの学びと合わせて・・・

自社にアメーバ経営は導入できるか?という問いに対し、多くの意見が「できない」だった。その理由が、「現状○○だから無理」というもの。例えばリーダーの能力が低いから導入できないと考えるのではなく、そもそも自社の課題を解決するために導入が必要かどうかを考えた上で、リーダーの能力に問題があるのであればどうすればそれを解決できるかを合わせて考えていくことが大事だと思う。

クラスでは、マイルストーンを考えることが重要、という表現をされていたが、経営者の視点でまず解決すべき本質的な課題が何かを考えないといけない。本当に変革が求められたときに、「組織風土が合わないから」とかはできない理由にはならない。むしろそれが変化の足枷になっているから変革しないといけないのだと思うのだ。



今週末は、企業家リーダーシップでケースが3冊ある・・・。でもCCCのケースは読んでいるだけで非常に勉強になる。蔦谷書店(現TUTAYA)の創業からは学ぶことが多そうだ。今からクラスが楽しみ^^


@自宅にて

2011-04-12

ストラテジック・リオーガニゼーションDay1フィリップスから学ぶ

4月期が始まった。今期はストラテジック・リオーガニゼーション(以下SRO)とアカウンティングⅡ、それと企業家リーダーシップを学ぶ。

名前のとおりSROでは、企業の変革、再生について学ぶ。「変わらなければいけないけど変われない、それはなぜなのか??」現代の多くの企業の頭を悩ますこの問いについて自分の頭でしっかり考えることができる力を養うのがこのクラスだ。

私はグロービスで企業の人材育成のお手伝いをしているわけだが、外部環境の激しい変化に対応していくために組織風土の変革が必要と考えている企業は非常に多い。高度成長、バブル、多少の浮き沈みはあったかもしれないが、日本の企業はその間右肩成長を続けてきた。本当に良い時代を知る人は企業の中でももうごくわずかになっていると思うが、その当時の勝ちパターンや企業内の慣行、組織風土というものは今も尚引き継がれ、変革の足枷になっていることは言うまでもない事実だ。

さて、このようにSROで学ぶ内容は実務にも非常にリンクするテーマと考え、楽しみにして第一回に臨んた。緊張感あるクラスでとても学びが深い3時間だった。以下、とくに深かった点を書き出してみた。

■改革を成功させるには大多数である中立者をいかに動かすか

改革を行うとはつまり、組織の動き方を変えていくということ。そのためには、たくさんいる従業員の意識や行動を変えていかないといけない。ただ、従業員の全員が、指示したからといって動くものではない。改革を先導するもの、改革に対し賛成し追随するもの、ここまでは現状認識をシェアし、危機意識を高め当事者意識に働きかければ動いてくれる。ただ、大半を占める中立者はそうはいかない。

「中立者とは、安定志向、安全志向を持ち、勝ち馬に乗りたいのだ」

つまり、中立者に対し、いくら危機意識を植え付け当事者意識に働きかけても、それによって得られる利益、期待感を持たせないことには動いてくれない。いかにしてここに響かせ動かすかが、改革を遂行する上での鍵であることを今回のクラスで学んだ。大多数である中立者を動かさないことには戦略を実行できない。

私なりの解釈だが、中立者には想いを込めたメッセージに加え、期待値を高めるファクトがいるのだと思った。

■誰がDMUか、パワーバランスを捉えること

フィリップスの改革を指導し、結果業績不振に陥り解任されたクルグを鏡に学ぶことは、改革を遂行する上でのDMUは誰かを考え、事前に根回しをしておくことの重要性。はしごを支えてくれているはずの前社長デッカーとの改革プロセスにおける握り方がもう少しきちんとできておれば、結果は変わっていたのかもしれない。根回しというと聞こえは悪いですが、これも立派な戦略を遂行するための手段だと感じた。

■一人ひとりの人生に注目すること

変化を強要されると保身が働き、既得権益を侵害されると考え反発しようとするもの。ゆえに、改革遂行時には、従業員の心、人生に目を向けて、どうすれば彼らが行動を変えてくれるかを考え抜くことが求めらる。今回の場合、組織内の共通認識となっていたキャリアパスの考え方への配慮が必要であった。


■戦略はあっているが動けない状況にある日本

クラスの最後に、今日の学びを現代の日本に置き換えてディスカッションをした。
戦略はあっているが動けない状況にある日本企業が多いという。例えば、海外に進出したいと思っているが、日本国内と状況の違う海外の地でどのように自社の強みをいかして展開していけばいいかわからず二の足を踏んでいる企業、こういった企業が結構いるとのことだ。

もともと80年代よりもっと前から日本企業の海外進出は始まっている。ただ、当時はまだ日本が成長期でメインマーケットだった。海外は生産拠点でしかなかった(低賃金労働力の活用)。ただし、
現在は違う。日本市場は縮小し、サブマーケットとなり、海外の生産拠点であった新興国市場がメインマーケットになっている。

このような状況下での成功体験を多くの日本企業は持っていない。経験則、成功体験でこれまでやってこれた日本企業は、この難題を乗り越えていかなければならない。だからこそ、人材育成が必要。過去の経験則に捉われず自ら考え行動できる人材を育成したい!という顧客の声は多い。日本企業が海外で活躍できるように、今日の学びをふまえしっかり顧客に接していきたい。

@自宅にて(まだ独り暮らし中)

2011-04-08

職場の仲間からうれしいプレゼント

明日はストラテジック・リ・オーガニゼーションとアカウンティングⅡのダブルヘッダーということで、今から予習を頑張りたいと思います。えーすが帰ってきたら、もう少し計画的に予習しないと正直やばいですね。

さて、今日はうれしい出来事がありました。会社の期末打ち上げで法人部門全員が集まって宴を催したのですが、その中で出産祝いということでみなさんから素敵なプレゼントをいただいたのです。


話によると、ヨーロッパの王室?でも使っているという積み木だそうです。色合いがかなりかわいくていけています。選んだ先輩センス抜群です。かぶりついたり舐めても害がないそうで、安心ですね。まだまだこれを使って遊ぶのはだいぶん先ですね、でも今から楽しみです^^


で、わが子えーすですが、乳児湿疹が早くも先週から出ているようです。かゆいと思うのですがうまく伝えられないからさぞ辛いだろうと思われます。自然治癒すると知り合いには聞きましたが何かいい対策はあるのでしょうか?ひとまず肌に良い石鹸で清潔にしてあげているようですが、どなたかご存知でしたら教えてください。

@自宅にて

2011-04-06

「問いの中に答えがあり、答えの中に問いあり」-斑目氏の講演を聞いて

「問いの中に答えあり、答えの中に問いあり。人生は哲学することなく生きていくことはできない。無意識のうちに哲学をしているもの。」

「いったい自分は何者だったのか。人間、死ぬまで価値ある生き方をしていかなければならない。死のふちではなく、できるだけ若いうちから、私は何者か、何を為すべきかと問いかけること」 

by斑目氏(旧ネミックラムダ社創業者)

これらは、今日の知の創造勉強会(私の会社で毎月やっている勉強会、毎回著名なビジネスリーダーに登壇いただいている)で斑目さんがおっしゃっていた言葉だ。

人生で初めて密教の教えにふれたわけだが、非常に親近感を覚えた。というのも、密教とは自分自身との対話そのものだったからだ。(だいたい宗教とはそういうものなのかもしれないが・・・) 

斑目さんの言葉を解釈すると、

「密教とは」、本当はわからないことでも、相手になりきって考えることでじわじわと感じることができる密なることから学ぶ教え。そのためには、まず、自分自身と対話し、理解することが大事である。

この部分、私の人生観にすごく通ずる部分があった。今でこそ土足で相手に踏み込むような営業(笑)と言われるようなタイプになったが、幼少期に喘息児で病弱、小中ではうまく感情を表現できず悩んだ経験がある。そんな私は、自分自身との対話をよくし、自分はどうなりたいのか、自分らしさとは何かと考え、様々なことにチャレンジをして自分の生き方を模索してきた。

自分自身と正面から対話をしてきたからこそ、今のように自分らしさをしっかり発揮できるようになったと思うし、まだまだ十分ではないが、他人を思いやる気持ちや感謝の気持ちを大事にすることを常に意識している。

自己の生き方は自分で考えるもので、与えられるものではないということ、また現代のように情報がうずまく社会において、何が正解かは本当にわかりにくくなっていて、誰かが言っているからといってそれを信じるのではなく、自分自身で考え判断できるようにならなければダメだ、そんなメッセージにも聞こえた。可能性は自分自身の中にあり、ただ善の可能性も、悪の可能性もあるということを忘れないように、という言葉が刺さった。可能性を活かすも殺すも、自分の志しだい。

   ◇ ◆ ◇

他にもこんなお話が・・・

「知識一辺倒は言葉の形骸化、形式化を招く。ネットが普及しているが、大事なのは心をのせて発信すること。」

「大震災で被災した皆さんの言葉。心から出た言葉を聞いてどう感じたか。感情をのせた言葉、行動は人に響く。このようなことが平素からできればどれだけ良いか。・・・」

努力が必要だが私は実践したいと正直思ったのでした。簡単なことではないですが。


@自宅のソファーにて、この後は読書会に向け「陽明学」

2011-04-04

新しい命が生れるということ

こんばんは。親バカ日記を更新します。

我が家の王子、えーすが生れて2週間が過ぎました。
今は妻子は実家に帰っているので、平日は写真で成長を見守り週末に会いに行くという生活をしています。既に生まれたときの体重を超え、体も一回り大きくなった感じです。う○ちもヘドロのような緑色から黄色の固形に変わってきています。本当に成長の速さに驚き、どうにかこの成長をしっかり記録していきたいなと思います。

今日はあらためて、えーすが生れた3月20日のことを振返り、しっかり残しておきたいと思います。


3月19日12:00

今日は痛みがいつもと違う、そう妻が言いました。時間を計ると痛みと痛みの間隔が8分間だということがわかり、いよいよ我が子に会える!と期待感が高まりました。ただ、この期待は時間の経過とともに不安に変わっていくのでした。

お昼はおにぎりが食べたいというので、長い出産を耐えるだけのエネルギーをとって欲しいと思い、特大のおにぎりを二つ作りました。夕飯もこの日は担当、あごだしでおじやを作りました。この時、まだ陣痛は8分間隔のまま、長期戦の予感・・・。


3月19日19:00

もともと13日も予定日を過ぎていたので、この日に入院することになっていました。これが本当に幸いでした。

病院につき、ひとまず部屋に入ると妻の様子が一変、30分もすると陣痛の間隔が2分に、到着時2cmだった子宮口も6cmにまで広がりました。本当は、、一度家に帰される予定だった私も、妻が居て欲しいと言ってくれたおかげでそのまま居ることができ、そこからはひたすら妻の背中をさするのでした。

最初ベッドにいた妻も、あまりの痛さにベッドを下り、私の肩にしがみつくような体勢。向き合いながら背中をさすりました。正直痛む妻の姿を見ると涙が出てきて、何と声をかけていいかもわからず、ただただ背中をさすりました。出産に際しては、男できることは本当にわずかだと、以前から聞いていましたが、本当に無力ですね。自分にできることは傍にいて、少しでも安心できるように触れてあげるだけでした。


3月19日22:00

分娩室に移動しました。妻の痛みはさらに増しているようで、妻のお母さんが駆け付けたとき、妻がぼそっと「辛い・・・」と言ったのを覚えています。「早く出てこいえーす!早くお母さんを楽にさせてあげて」と心の中で祈ったのでした。

この頃には、私の肩も悲鳴をあげてました。もともと肩こりから偏頭痛が出やすくて、明日はこりゃやばいなと(案の定次の日は最悪でした)。でも、頑張る妻の様子を見ていたら、そんなこと言ってられません。

ちなみに、お世話になった神埼レディースクリニックは、分娩についてはバースプランというのを事前に提出していて、自分で出産のスタイルを決められるようになっています。残念ながら妻が希望していた安室奈美恵の音楽は上手くかからなかったのですが、二人の好きなジブリの音楽が流れ、オレンジのお香の匂いがつつみ、と少しでもリラックスできる環境をデザインしてくれました。

3月19日23:30

病院についてからずっと赤ちゃんの心音をチェックする機械をつけます。心音の様子で、赤ちゃんがどの辺まで来ているかわかるようです。この時間、140前後の心拍が100を切りました。妻のお母さんと私は、一度診察をするからと部屋を出されました。束の間の休息、私はFACEBOOKに届いた友人からのメッセージ幸せな気持ちで読んでいました。今回、あらためてFACEBOOKの良さを痛感しましたね。今の状況をシェアできるだけでなく、元気や勇気をもらうことができるのって本当に素敵です。


5分後くらいだったでしょうか、あわただしい声が分娩室から聞こえてきました。急いで分娩室の外まで行くとガチャガチャ機器をセッティングする音が、すると「(助産師さん)後少しで赤ちゃんに会えますよ~」・・・「えっ!?まじで??」


「お母さんと旦那さんお入りください!!もう生れますよ!!」

二人が分娩室に入ると、妻はもう分娩台の上で臨戦態勢です。心の準備がまだだったので正直天パリましたね。妻の頭側に立って、手をしっかり握りました。どうやら赤ちゃんの心拍が下がったのは、赤ちゃんが急に出たくなって、お腹の中でう○ちをしちゃって、苦しくなったからのようです。医師の判断で、子宮口が8cmだったのですが、強引に広げて、引っ張り出すことになりました。

そこからのことは何だかよく覚えていませんが、覚えているのは妻の冷静な一言です。

「先生いきんでいいですか??」

好きなタイミングでいきんでいいよ!と先生が言うと、妻は力を振り絞りました。
「頑張れ~!後少し!!」




3月20日0:15

「おぎゃ~」



妻曰く、いきみ3×2セットで我が子、えーすは産まれました。すぐにカンガルーケアをしました。妻の胸の上に産まれたばかり、多少はふきタオルにくるまれていますが、まだ血やら何やらついている状態です。えらいもので、1時間もしているとおっぱいの場所を探すのです。生命力ってすごい。


こうして、無事に妻とえーすと私は初めての出産を終えたのでした。妊娠期間は10ヶ月に渡りますが、これまでもお腹の赤ちゃんのことを気遣い、いろいろ注意を払ってきましたが、出産のリスクは最後の最後、子宮口を出てくるそのわずかな時間にあるということ、いかに新しい命を生み出すことの大変さを知りました。

よく、出産の瞬間に立ち会うと妻に対しての見方が少し変わるとネガティブな話を聞きますが、私は全く反対でしたね。女性の偉大さ、神秘さを強く感じ、心から感謝の気持ちが溢れ出ました。いくら頑張っても男の私は経験ができないこと、代わってあげれないこと。できることは、妻と子を愛し、二人が幸せになれるように一生懸命働くこと、明日から頑張ろうと心に誓ったのでした。






その後、妻よりおしめ替え大臣に任命され、一緒にいるときはおしめ替えをするのは私の役割です。もうかなり慣れました。すっきりした顔をしている我が子を見るのが大好きです。これからどんな成長を遂げていくのか本当に楽しみです。しっかりしっかり見ていってあげたいと思います。

ちなみに、えーすが生まれた日は28年ぶりのスーパーフルムーンだったのです。最も月が地球に近づき、この日の月の力はいつもの数倍だと後から聞きました。28年前というと妻と私が生れた年。時代は流れ、引き継がれていく、震災で多くの命が奪われ、そのような中でまた新しい命が生れる・・・子ができると世の中の捉え方を今までと少し違った視点からできそうです。また、綴っていきたいと思います。長文にお付き合いいただいた皆さんありがとうございます。では、また・・・。



@尼崎の自宅にて・・・しばし独り暮らし


写真:Gのケースを布団に寝るえーす(4月2日)

▼さっそく購入^^