2011-02-05

インターナショナル・アントレプレナーシップ

2011/02/04

「インターナショナル・アントレプレナーシップInternational Entrepreneurship 」とは、ある国で成功した概念を他国でも当てはめてみるというようなそんなニュアンスらしい(間違っていたらごめんなさい)。今日、HBSでケース「GLOBIS」が初めて授業で使われた。堀さんも最後の15分質疑応答にTV参加したようだ。このケースを通じて学ぶのがインターナショナル・アントレプレナーシップだそうだ。

今日のASM(オールスタッフミーティング)Day2ではこのケース「GLOBIS」を使って議論を行った。そのあたりについて書きたいと思う。

アパートの1室、貸し教室から始まり日本一の規模にまで成長したようなビジネス・スクールは世界で見ても前例がない。今回HBSのケースとして取り上げられた一因がそこにある。なぜ、そのように成長してこれたのか。それはベンチャーであり資源に限りがあるからこそ、その限られた資源をコアなものに集中して、そしてコアなものを1つひとつ創り上げては積み重ねていくということを愚直にやってきたからだ。

「戦略とは捨てること」。何ができて何ができないのかをおさえ、どこに注力して何を捨てるかを決めることは、エッジを尖らせることになる。それが他にない自社の強み、売りになる。自分達がどうなりたいかというビジョンをしっかり持つことも大事だけど、自分達の身の丈を知って今の状態のベストは何かを追求することもすごく大事だと感じた。背伸びせずに、1mmずつ確実に積み上げていく。焦らずに、可能性を信じて今やるべきことを愚直にやり続ける。言葉で言うほど簡単ではない。ただ、それが出来れば夢が現実にかなり近づく気がした。

あるチームが、GLOBISに集まる人々をポジティブな○○と表現していたのには笑った^^。でも、本質をついていたと思う。ここに集う社員、学生は現在の状態に危機意識を持ち、変化する必要性を感じ、志を持っている。まだまだ世間一般と比較したらマイノリティかもしれない。でもいつか社会をより良い方向に動かすことができるような大きなパワーを持っているのではないかと思うし、それを信じたい。

今日のセッションは自分にとってのリフレクションにもなった。もっと世界を見に行かないといけない、英語を勉強するだけでなくて、ちゃんとグローバルの現実を知ることが必要だと思った。また、人材育成を通じてグローバルで勝ち残れる日本企業の輩出に貢献していく使命感を感じた。毎日1社2社、こつこつ回ることしかできないが、それを愚直にやって、質の高い議論を行い、質の高いサービスを提供し日本企業の競争力を高める人材育成、組織作りに貢献していきたい。

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